現役Ｊリーガー、ブーツ盗んで逮捕 Ｊ２群馬ＦＷ後藤涼容疑者

現役Ｊリーガー、ブーツ盗んで逮捕　Ｊ２群馬ＦＷ後藤涼容疑者

２２日、群馬県警高崎署は窃盗の疑いで、サッカーＪ２、ザスパクサツ群馬のＦＷ後藤涼容疑者（２７）＝高崎市吉井町＝を逮捕した。

　逮捕容疑は８月８～３０日に高崎市の衣料販売店で、ブランド品の中古ブーツ２足（計約１５万円相当）を盗んだ疑いだ。県警によると、盗まれたブーツが他の店に転売されていたことが分かりその後の調べで、後藤容疑者の関与が分かった。「バッグの中に隠して盗んだ」と容疑を認めているとのこと。

　８月８日にブーツは衣料販売店に売られているのが確認されたが、同３０日になくなっているのに店側が気付いた。

　後藤容疑者は前橋育英高出身で、同高では日本代表ＭＦ細貝萌（２７）＝ヘルタ＝と同期だ。卒業後の０５年に草津（現群馬）入りし、０８年には４１試合１２得点と活躍したが今季は、右太もも肉離れなどの影響で４試合の出場にとどまっている。

　逮捕の知らせを受け、群馬の植木繁晴社長らは会見し、謝罪した。２２日は練習が休みで、秋葉忠宏監督には電話、選手にはメールで事実を伝えた。

　植木社長は「地元で（犯罪を）起こしたということに関して失望しています。（サポーターに）また心から応援してもらえるように、誠心誠意、おわびしていかないといけません」などと話した。処分については「警察の処分が決まった段階で（Ｊリーグと）相談して決めることになる」としている。
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